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A『男子専科』編集部(メディアホルダー)では、貴重な資料として『男子專科 創刊号 (1950年(昭和25年)10月発行)』からすべての号を保持しております。本サイト【『男子専科』official EC】では、アーカイブ(紙媒体『男子專科』)を丁寧にスキャン(高解像度のPDFデータに変換)し当時の体裁そのままにデジタルデータとして販売させて頂いております。アーカイブデータ(販売用PDF)は当時の資料(紙媒体『男子專科』)のためページ情報が切れている(上下左右等)場合もあります。あらかじめご了承ください。
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男子專科 第十九号 (1955年(昭和30年)12月発行)デジタル(PDF版)(danshi_senka_1955_12.pdf)

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男子專科 第十九号 (1955年(昭和30年)12月発行)デジタル(PDF版)

◆冬のサラリーマン・ウエア特集号 / 新しい服装プランコンミューター・ルック / サラリーマンの通勤着サバ―バン・ウエア / 一着の背広を五通りに着る / コートの流行 / マフラーはもう古い!コンチネンタル・スカーフ / 流行解説 一九五六年世界の流行展望 / 若い人のためのお洒落 変りチョッキを着よう! / 直ぐ手に入る高級一万円スーツ発表 / ダンセン・クッキング / 剃刀読本 / 年末買物手帖 千円札一枚ショッピング / 東洋フライ級ボクシング・チャンピオン 金子 繁治氏の生活と意見 / 他 ・・・目次より

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-日本最古の男性ファッション誌『男子專科』とは-

昭和25年(1950年)、『スタイル』の臨時増刊号として産声をあげた『男子專科』昭和11年(1936年)といえば、二・二六事件、日独防共協定の締結など、軍国主義へと向かう足音が高く高く響きわたりはじめていた時代、そんな時代に、おしゃれなファッション誌『スタイル』が宇野千代によって創刊された。

表紙はかの、藤田嗣治画伯である。当時としては、なんとモダンな、宇野千代の感性がいかんなく発揮された画期的な女性誌であったことか。

軍部の統制により一度は廃刊に追い込まれた『スタイル』であったが、昭和21年(1946年)、復刊をはたす。世の中が落着きを取り戻し、女性におしゃれ心が戻ってきた頃、逆にみすぼらしく見える男のおしゃれに提言する雑誌『男子專科』が臨時増刊号として発刊される。

雑誌の命名は、文筆家として編集者として宇野千代を支え一時代をともに生きた、北原武夫である。

男性におしゃれ心が芽生えた時代、1960年代になると画期的なファッション・ブームが起こった。「アイビー・ルック」である。『男子專科』の後発として誕生した『メンズ・クラブ』(当時・婦人画報社)が大々的にとりあげブームの火付け役となるが、そんななか、あくまでも「コンチネンタル・スタイル」を踏襲する『男子專科』と、その後しばらく「コンチ・アイビー時代」を牽引することになるのである。

表紙の顔は違えど、中味はおしなべて同じスタイル、同じテイストのメンズ・スタイル(ファッション)誌の数々。今、必要とされているのは、無骨でもいい、真のメンズ・スタイル、その素晴らしさを発信できる雑誌です。懐古趣味ではなく、温故知新。古き良きモノを再認識することで、また新たなおしゃれ心に目覚めていただけることを願って、『男子專科』アーカイブプロジェクト(デジタルデータ販売)を始動しました。